１２月１８日（日）に全国ろうあ者卓球リーグ戦大会（個人戦）が西東京市スポーツセンターにて開催されました。
地元である当クラブは、この大会の運営のサポート役である山本恒安氏（一般社団法人スマイル育英会代表理事、元卓球日本代表）にクラブ例会の卓話をお願したご縁で、大会開催のサポートをさせていただきました。
今回の大会は、健聴者も耳栓をすることで大会参加が可能であり、ろうあ者の卓球の啓発、普及、親善、強化を目指したものです。
ところで皆さんは、デフリンピックをご存じですか？
パラリンピックは身体障害者のためのオリンピックですが、デフリンピックは障害当事者であるろうあ者自身が運営するろう者のためのオリンピックです。
コミュニケーションすべてが国際手話によって行われ、競技はスタートの音や審判の声による合図を視覚的に工夫する以外、オリンピックと同じルールで運営されます。
２０２５年にはデフリンピックが東京で開催されることが決定しています。
　パラリンピックと比べてデフリンピックへの注目度、理解度が低いのが現状であるように、ろうあ者のスポーツに対する理解は、まだまだ不十分であり、練習環境の整備や大会開催のための支援の不足など、多くの課題を抱えています。
デフリンピックの種目の一つである卓球の大会開催を支援することでデフアスリートに対する理解が深まり、３年後に開催されるデフリンピックが大いに盛り上がるための一助となれば幸いです。
（新井浅浩・記）

開会式で齋藤会長から挨拶をさせていただきました。

一般社団法人日本ろうあ者卓球協会（https://www.jdtta.com/）が主催、東京田無ロータリークラブは協賛させていただきました。